My Precious Clematis 2

■ マクロペタラ・ウェッセルトン

◆　アトラゲネ系

◆　花後の剪定　＜弱剪定＞　　◆　冬の剪定　＜弱剪定＞

◆　涼しげな青みの強い紫・紙細工のような質感の花弁が重なり合う

淡い青紫のグラデーションが美しい印象的な花。
良い花を咲かせる為には、いかに涼しく夏越しをさせて
体力を消耗させないようにするかに尽きる。
夏に高温になる地域ではよほど注意しないと栽培は難しい。

■ 篭口

◆　インテグリフォリア系（レティキュラータとの原種間交配種）

◆　花後の剪定　＜強剪定＞　　◆　冬の剪定　＜強剪定＞

◆　 艶のある茄子紺のつぼ形

交配親の関係でインテグリフォリア系に分類される事が多い

強健で太い蔓を２mも伸ばすので支柱は必要

伸ばした蔓の先がよく分岐して蕾をたくさん付ける

開花期に水を切らすと蕾のまま萎れてしまうので注意

残念ながら花持ちはいまひとつでうどん粉病に注意が必要

 

 

■ アフロディーテエレガフミナ

 

◆　インテグリフォリア系

◆　花後の剪定　＜強剪定＞　　◆　冬の剪定　＜強剪定＞

◆　濃い紫の花弁はプロペラ様に隙間が空く・４～６弁で横向き

 

他に無い個性的な雰囲気を持ったクレマチス

強健で多花性毎年地際から沢山の新芽を伸ばす

蔓は良く伸びるので支柱が必要

開花が進むにつれしべにも様々な表情が現れる

■ ペルル・ダ・ジュール

◆　ジャックマニー系　・　中大輪遅咲き系

◆　花後の剪定　＜強剪定＞　　◆　冬の剪定　＜任意剪定＞

◆　青みの強い透き通るような紫で幅広の花弁・６弁で咲く事が多い

他に無い透明感のある明るい青紫で大変美しい。
良く返り咲いて秋まで楽しめる。

■ ビチセラ

◆　ビチセラ系　（原種）

◆　花後の剪定　＜強剪定＞　　◆　冬の剪定　＜強剪定＞

◆　紫の小ぶりなベル型

ビチセラとは「小葡萄」という意味らしいですが、まさにそんな感じの花。
株が充実すると紫のベル形の花が株を覆うように咲き乱れます。

■ ロマンティカ

 

◆　ジャックマニー系　・　中大輪遅咲き系

◆　花後の剪定　＜強剪定＞　　◆　冬の剪定　＜任意剪定＞

◆　黒味をおびた濃紫色

強健で多花性。黄色のしべとのコントラストが秀逸

他に無い濃い花色が遠くからでも目を引く

四季咲き性が殊の外強く春～秋までずっと咲いているイメージ

 

■ カルーレア・ルグジュリアンス

◆　ビチセラ系　・　中大輪遅咲き系

◆　花後の剪定　＜強剪定＞　　◆　冬の剪定＜任意剪定＞

◆　淡い紫の影が差す白・４弁で咲く事が多く弁端にグリーンが入る事も

うっすらと紫に色付く以外はアルバ・ルグジュリアンスとまったく同じ。
栽培状況により紫の入り方はまちまちで殆ど色付かない事も。
良く日に当てた方が紫が出やすいように思う。

■ Ｈ．Ｆ．ヤング

◆　中大輪早咲き系（四季咲き性が強い）

◆　花後の剪定　＜任意剪定＞　　◆　冬の剪定　＜任意剪定＞

◆　花形はシンプル・鮮やかな青紫が印象的

開花鉢がよく出回る品種で入手しやすく、丈夫で育てやすい。
とても鮮やかで美しい青紫の花は一鉢は持っていたい品種。

■ ガブリエル

◆　ジャックマニー系　・　中大輪遅咲き系

◆　花後の剪定　＜強剪定＞　　◆　冬の剪定　＜任意剪定＞

◆　涼しげな青みの紫・弁間に隙間が空く

 

スッキリとした剣弁でいくぶん受け咲きの花は基部がライムグリーンになる

主張しすぎない個性がある美花

誘引しないと蔓が垂直にどんどん伸びて蕾がなかなか付かないように思うので

蔓が斜め～横になる様に誘引して節々に花を咲かせたい

■ ミセス・チムリー

◆　パテンス系　・　中大輪早咲き系

◆　花後の剪定　＜弱剪定＞　　◆　冬の剪定　＜弱剪定＞

◆　青みの強い淡い藤紫・丸弁で弁間に隙間が空く

 

洋書で見た写真の美しさに一目惚れして苗を探して入手

しべの色がとてもソフトで全体的に優しげな雰囲気

株が充実すると春の一番花を剪定した後に伸びる蔓の節々に花が咲く

栽培状況により時に八重咲きになる事も。