2005 開花up★
◆アトラゲネ(マクロペタラ)系 ◆明るい水色 ◆弱剪定涼しげな明るい水色で基部は白。長めの花弁がねじれるように伸びる。マクロペタラ系としては少し大振りの花で印象的。「クレマチスのすべて」で写真を見て一目惚れ。暑さが苦手なので夏場の管理に気をつける。肥料のやりすぎに注意。
*今年の花は2段咲きになったりして本来の花ではないので、昨年の写真も残しておきます。
その後数は少ないですが、花弁の多い綺麗な花も咲きました。
◆マクロペタラ系原種 ◆透き通るような青 ◆弱剪定小ぶりなベル型の青い花を下向きに咲かせる。独特の和紙の様な質感の花弁が涼しげ。暑さに弱いので夏場は風通しと水はけに気をつける。
今年開花株を買った同品種よりも花が2周りほど小さく花弁数も少なくスッキリとしている。それがまた清楚でかわいらしい♥
◆ジャックマニー系 ◆ベルベットのような赤 ◆任意剪定赤いクレマチスの代表品種。咲き始めは深いベルベットのような赤で退色するにつれてワインレッドに変化する。黄色いしべとのコントラストが鮮やか。
今年の最初の花は黒赤といって良い素晴らしい色。まさにベルベットの様な質感。
◆フロリダ系原種 ◆グリーンがかった白 ◆任意剪定弁化したしべが万重咲きとなり非常に多花性。咲き始めはグリーンが強く咲き進むにつれてオフホワイトに変化する。花弁が散った後も中央の弁化したしべが開き続け花持ちが良い。多少気難しい面もあるが、株が充実してくるとビチセラ系のように節々に花を付けながら咲き上がる。
今年も本当に沢山の蕾を付けてくれました♪開花が始まりましたが、蔓の先端はまだまだ蕾を付けながら伸びる気満々です。でももうトレリスがいっぱい…。
◆テキセンシス系原種 ◆赤 ◆強剪定テキセンシス(原種)の個体変異で花弁の外側だけでなく、内側も赤い。先が少しだけ割れて反り返るつぼ型の花はタコさんウィンナーのようで愛らしい。
しばらく不調だったけれど2005年もやっとかわいい姿を見せてくれました。
◆中大輪早咲き系 ◆淡い紫がかった白 ◆弱剪定淡い藤色の陰が差した丸弁の白い花。樹勢が強く、新梢の頂点にも花を付けるが花柄を切る前に頂花のすぐ下の節から次の花が付く枝が元気良く伸びてしまうので樹形を保つのが大変。
咲ききると真っ白になり少し花弁が垂れてしまう。
◆中大輪早咲き系 ◆青みがかった紫 ◆弱剪定美しい紫の花弁が幾重にも重なり、咲き始めは花に厚みがでる。完全に咲き切って雄しべが顔を出し、徐々に退色していく様も美しい。常に八重咲きになり、強くは無いが藤のような爽やかな香りがある。
幾重にも重なった花弁が逆光に透けて美しい。
今年は全部で11個花が咲きました。
◆ジャックマニー系 ◆明るいブルー ◆任意剪定クレマチスとしてはかなり青みの強い花色で、明るい4弁の花。咲き進むと花弁がひらひらとねじれるようになり、軽やかな印象。大変多花性で、強健。
すっかり今年の更新を忘れていました~(汗)毎年窓辺に誘引してクレマチスのカーテンを楽しんでいます。ステム(花首)がとても長くなり一枝に7つくらい付く花の重さとあいまって枝垂れるように咲きます。
◆原種(中大輪早咲き系) ◆純白・咲き始めは緑のライン ◆弱剪定「クレマチスのすべて」に載っていた写真に一目惚れ。咲き始めは白い花弁にグリーンの筋が入る。波打つような白い花弁に、清楚さと豪華さを兼ね備える。
今年も中大輪早咲き系の中で1番に開花しました。
◆中大輪遅咲き系 ◆青みがかった白 ◆任意剪定株が充実すると新梢の節々に花を付ける。肥料が良く効いていると花弁数が増えて半八重のようになる事がある。
今年は同じ鉢に一緒に植えてある長野の風車に樹勢が負けてしまったのかかなり小ぶりでスッキリシンプルな感じ。
蔓の伸び方や花の付き方はジャックマニー系に近い。
Raymond J. Evison: Clematis for Small Spaces
杉本 公造: クレマチス (色分け花図鑑)
クレマチス―育て方から最新品種まで (別冊NHK趣味の園芸)
Mary Toomey: An Illustrated Encyclopedia of Clematis
Mary Toomey: Clematis (Hamlyn Care Manual)
Charles Chesshire: Clematis (RHS Practical Guides)
金子 明人: 人気のクレマチス―バラエティーに富んだ花のいろいろと育て方のコツ
金子 明人: クレマチス
主婦の友社: クレマチスとつる性の植物―庭をおしゃれに彩る
杉本 公造: クレマチス
日本クレマチス協会: クレマチス
NHK出版: つる植物のガーデニング―仕立て方・楽しみ方
杉本 公造: クレマチスのすべて―系統別215品種・栽培法・入手法