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2008-04-24

コメント

Shimejiさん、こんばんは。
なるほど、八重の花に特にこの傾向見られますよね。

もともと蔓性植物は、自身の体を自立させる組織とエネルギーを敢えて生長のほうに注ぎ、体の支持は他力本願になった植物です。
蔓の生長が頗る速いので、普通の蕾でもよく観察すると左右にグラグラ振りながら膨らんでいきます。

園芸品種として改良されて大きく重たい花弁を持つようになった八重の花は、自然ではあり得ないバランスで咲いているのでしょう。

先端がフックになった蘭鉄線(花の支持用)を利用してなんとか支えてやれないものでしょうか?

同じく、私もエジンバラの蕾が今朝みたら横に捩れていました。
虫にかじられて折れてるのかとおもったら違うみたいで
しっかりくっついているのですが、そうなんですねぇ。
いろいろお勉強になります♪
ちゃんと咲いてくれたら別にいいんだけど、大丈夫なのかなぁ・・・・。

■猫庭さん
いらっしゃいまし~
確かに蔓植物は掴まるところを探しながら
まるで動物のように首を左右に振って伸びていきますよね~!
以前テレビのドキュメンタリーで定点撮影した植物の映像を
超早回しで再生しているものを見たことがありますが
普段動きが無いように見える植物がもの凄い動きをしているのが興味深かったです。

件の捩れた八重咲き種の首ですが、どうも重さに耐えられなくて
というよりは、細胞分裂の異常?みたいな感じがします。
まだ蕾が小さいうち(軽いうち)から捩れ始める事も多いですし
花首そのものはとても太くて硬くしっかりしているのです。
見た感じ、花のすぐ後にもう一組車葉を出そうかどうか迷って
一部だけ葉柄っぽい硬い部分が出来てしまい、それが
言ってみれば動物の関節を繋ぐ筋みたいな働きをしてつっぱってしまう…みたいな。
う~、うまく説明できません…  ヾ(^^;)

なので、支柱で花首を支える…ではダメっぽいのです~。

■まるこさん
まるこさんのエジンバラくんもですか。
やっぱり横を向いたり斜めを向いたりして咲くのは美しくないですよねぇ…
幸い他の蕾は大丈夫のようで、お饅頭君たちはしっかり上を向いています。

shimejiさん、こんばんは。
はあはあ、具体的に説明されたので様子がわかってきました。
どうやら首が重たいというわけではないのですね。

断定はできません。
が、似たようなことは経験があります。
ここまでではなくても、本来葉っぱになるはずの部位に蕾がついたり(やがて引けます)、
八重の苞葉が車葉になったりするのはよくあることです。

というのもクレマチスの花弁と思われている部分は、ご存知のようにガクで、
キンポウゲ科の共通の特徴でもあります。元が葉っぱに近いのです。
また、多心皮類(雌しべが多数ある)と呼ばれる、(分類上は)原始的とされるグループですので、
一般の(普通の)草花とちょっと違う趣きがあるのです。
葉っぱになるか花になるかが紙一重の違いというか・・・。

それとは別に、窒素系の多肥とか、リン酸肥料の欠乏とか(その逆の場合も)なにかありそうな気がしたり・・・。
その品種がどこでもすべてそうなるのではないのなら、施肥を含め栽培環境が疑わしいとも・・・。
日照時間のことも・・・。

かえって迷わせましたか??

■猫庭さん
詳しい解説をありがとうございます~
そこまでアカデミックにアプローチした事はありませんでしたが
その色々な変異すらもクレマチスの魅力ですよね♪
日照・施肥とも問題無いとは思うのですが
花首が捩れるのとは別に
今年全体的に調子を落としているような感じがするのは
ラフに使ってしまった殺線虫剤のせいかもしれません…

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