くろたんはFIV(俗に言う猫エイズウィルス)のキャリアで
慢性的な口内炎を患っており
時折それが悪化して、傷みでご飯が食べられなくなります。
先日ステロイドと抗生剤の注射の処置を受けた時
ついに獣医さんから「そろそろ抜歯を考えたほうが良いかも」
というアドバイスを受けました。
実際、くろたんの上顎の奥歯には歯垢が溜まり
犬歯のすぐ後ろの歯は手で触るとグラグラしていました。
注射の処置時に試してみたところ、既に根元が溶けている状態で
麻酔もせずに取れてしまったそうです。
猫の口内炎の治療やケアについては
日頃から情報を収集しており
抜歯処置については大体以下のように理解しています。
★ 歯牙と歯茎の隙間は炎症の原因となる細菌の棲家である
★ 抜歯する事により細菌の棲家そのものを無くす事ができる
★ 抜歯により驚くほど症状の改善が見られる場合がある
★ 全身麻酔の手術になるので、それなりのリスクがある
★ 抜歯の際歯根が少しでも残ると再発の可能性が大きい
FIVに感染している場合は治療効果があまり無いとする獣医さんと
FIVに感染していても物理的な刺激が減少するので
炎症を抑える事が可能になるとする獣医さんがいます。
抜歯によって今以上悪化する事は無いだろうから
少しでも改善する可能性があるのなら、抜歯した方が良いのでは…
という気持ちと
改善する可能性はあまり高くなさそうなのに
抜歯なんて体に負担のかかる事はしない方が良いのでは…
という気持ちがせめぎあっている状態です。
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