クレマチスの栽培書には、大概「株元は日陰にすべし」と書いてあります。
クレマチスの根は高温に弱いのです。
が、我が家のベランダは日当たりが良すぎて
真夏の日中は灼熱地獄!!
何とか見栄え良く土の表面をカバーする事は出来ないか?
…という訳で、今年初めて試したのが写真↑の
「セダムのグランドカバーでマルチング大作戦!!」
実は、セダムのポット苗を幾つか用意して、伸びてきたところを
それはもう適当に千切って鉢の上に載せただけなのです。
マルバマンネングサやモリムラマンネングサ等の丈夫な品種であれば
ぐんぐん伸びて、隣の鉢まで足を伸ばして勝手にカバーしてくれます。
これなら容易に株元に日陰を作る事が出来るし
枝垂れるように成長した様は自然な感じでなかなか美しいです。
セダムによるグランドカバーで問題になりそうなのは
「クレマチスの成長を阻害するアレロパシー作用が無いか?」
「植え替えが難しいのではないか?」という点。
そこで、そろそろ根が回っていると思われるクレマチス
‘アラベラ’ ( 写真↑ 一番手前の鉢 ) を
植え替えてみる事にしました。
はみ出したセダムをカットし、鉢から抜いて軽く土を落としたところです。
予想通り鉢の下半分はクレマチスの根がしっかりと育ち根詰まり直前。
対して上半分はクレマチスの根の間に
細くて柔らかいセダムの根が絡み付いているような状態です。
ここで、表面のセダムを取り除いてみると…
控えの新芽がこんなに沢山~~~♪
セダムは成長が早くて丈夫なわりに、植物体自体は柔らかくて弱いので
比較的簡単に取り除く事が出来ました。
仮に細かい根が多少残ったとしても、しぶとい雑草のカタバミの様に
地中に残った根から地上部を再生する力は無さそうです。
また、しっかりと育った根や控えの芽の多さから
今のところクレマチスに対する成長阻害作用は無さそうです。
という事で、shimeji的に「クレマチスのマルチングにセダム」は
やってみる価値アリ!
しばらくこのまま続けてみようかと思います。
品種や生育環境により結果は違ってくると思いますので
自分でも試してみようという方は自己責任でお願いしま~す! ヾ(^^;)
その後‘アラベラ’は一回り大きな鉢に少し深めに植え替え
土の表面にはカットしたセダムを適当に載せておきました♪
ふむふむφ(.. )メモメモ
おもしろそうですね♪
ワタスは地味系が不得意なので知らないのですが、
セダムは簡単に増やせますか?
あ、もちろん自己責任でやりますですσ(^◇^;)
投稿情報: サザン | 2008-11-04 22:17
こんばんは。
私もセダムのせてますよ。
後、アリッサムとか、宿根のアサリナプロカベンスとかあまり深く根の張らない抜きやすいものです。
セダムは虫もつきにくいしお勧めですね。よく増えるし・・・。
くろたんいかがですか。
ご飯が食べれないのは心配ですよね。
投稿情報: あずきママ | 2008-11-05 22:28
セダムか~。
気づきませんでした。これいいですね。
株元、余分な水分と日射による鉢土の高温対策に、
生えてきた雑草をそのままにしてはいるんですが、
これがまた根が深くってねぇ・・。
雑草取り去るのに悪戦苦闘なんですよ。
細い根で取り去りやすいセダム、来年使ってみます!
よい情報をありがとうm(__)m
投稿情報: chiko | 2008-11-05 22:51
■サザンさん
増やすのはとっても簡単ですよ♪
セダムといっても多種多様なので、グランドカバーに使えるような
葉が小さくて匍匐するような品種についてになりますが
挿し木というよりも、伸びた先を切り取って増やしたい場所にポイッと乗せるだけ。
我が家で成功している強健品種は
マルバマンネングサ、覆輪マルバマンネングサ
モリムラマンネングサと
少し定着に時間が掛かりましたが
オノマンネングサ(我が家にあるのは覆輪種)です。
もっとオシャレにしたいと銅葉のドラゴンズ・ブラッドや
白やピンクの斑が美しいコーカサスキリンソウ‘トリカラー’なんかも
試してみたのですが、見た目の美しい園芸種はデリケートなものが多く
暑さ・寒さ・蒸れなどのちょっとした要因で
こんもりしていると思ったらあっという間にハゲハゲに… ヾ(^^;)
■あずきママさん
おお、お仲間が♪
私も過去色々なグランドカバーを試しましたが
バコパ→地上部も根もメチャメチャ育ってクレマを圧迫しまくり
スイートアリッサム、オーブリエチア→高温に弱いのでクレマの日よけにならない
イオノプシジウム→臭い、アブラー召還!
ワイヤープランツ、フィッカス・プミラ→育ち過ぎで鉢を乗っ取られる
等々なかなか良い結果が得られず、セダムにたどり着いたという感じです。
くろたん現在はなんとかご飯を食べています。
毛艶も良くキラキラとした瞳には力があり、とっても元気なのに
ご飯を食べるのに苦労をするのは本当に不憫でなりませんが
少しでもくろたんが楽にご飯を食べられる期間が続くように、これからも努力します。
あずきママさん、心配してくれてありがとうございます。
■chikoさん
雑草がグランドカバー代わりでしたか~
それはさぞかし植え替えの時大変だった事でs…ゲヘンゴホン。
ぜひぜひセダム、お試しあれ~! ただし自己責任で。 ヾ(^^;)
真の園芸の楽しみとは
いかに手を抜いて(!?)元気で綺麗な花を咲かせるかを
情報を集めつつ自分自身で試行錯誤する事だとshimejiは思っております!
これからもいろいろ情報交換いたしませう。
投稿情報: shimeji | 2008-11-06 12:31
セダムですか もってこいのガランドカバーですね。
11月4日の僕のブログ、モンタナの「株元を涼しく」コメントでも書きましたが、鉢(土)に直射日光が当たるのは良くないでしょうね。
とくにベランダですと、想像以上に土の温度が上昇すると思います。
来年に期待大です。 セダムの効果を楽しみにしていますね。
投稿情報: ヒデ | 2008-11-06 21:17
■ヒデさん
今年の夏は、私のズボラな管理も災いして
例年に無くお亡くなりになった株が多く… ヾ(^^;)
我が家は全て素焼き鉢を使用しているので、プラ鉢よりはマシかと思うのですが
それでも真夏の直射日光で鉢内の温度はかなり上がっていると思われます。
セダムを上手に利用して、来年はいくらか地温の上昇を
抑えられると良いのですが…
投稿情報: shimeji | 2008-11-06 23:51
こんにちは!
>「株元は日陰にすべし」
そうだったんですか~。知りませんでした。
教えて下さってありがとうございます!
我が家はスミレのこぼれダネで増えて増えて、インベーダーと化しております。
一応株元は影にはなっているんですが、抜いても抜いても間に合わなくて、その上クレマチスの栄養分を吸ってしまって茂っています。花が咲く時期だけは許せるんですが。。 ボツですね~。^^;;
私もセダム試してみようかな。♪
投稿情報: Napoli | 2008-11-07 10:04
■Napoliさん
クレマチス、基本的にお日様は好きなのですが
真夏の強光線と地温の上昇には要・注意!です。
といいつつ私もなかなかケアが行き届かず、毎年暑さで弱らせてしまうのですが…。
本来コンパニオンプランツといえど、あまり近くに植えないほうが良いのですが
鉢植えだとそうもいきませんので、頑張って共生してもらいましょう!
Napoliさんのクレマチス栽培の参考になれば幸いです♪
投稿情報: shimeji | 2008-11-08 00:12
shimejiさん、こんばんは♪
クレマチス初心者の私ですが、shimejiさんのブログを拝見して、我が家も植替え始めました。
ところが、鉢から抜いて見ると根が蔓延っていて凄い物も!
宜しかったらお暇な時にでも、遊びに来て頂き、笑って頂いたり、コメント頂けるとありがたいです。
日当たりが良すぎる場所で育てているので、マルチングには、バークチップを使っていましたが、それでは鉢が高温になってしまうようです。
shimejiさんのブログを拝見して、私もセダムに挑戦してみたくなりました!
是非、私も自己責任で(笑) セダムを試してみたいと思います。
良いこと教えていただき、ありがとうございました♪
投稿情報: berry | 2008-11-13 20:02
■beryさん
お返事遅くなりました~
クレマチス、元気に育っているものはどんどん根が伸びて
あっという間に根詰まりするので
鉢から抜いてビックリ!! って、よくありますよね~
マルチング材としてはポピュラーなので、バークチップも十分効果はあると思いますよ♪
え~、皆さんに言っていますが… 私のクレマチス栽培を教科書にしてはいけませ~ん!
まず、基本を理解したうえで自分の栽培環境に合わせた手抜き(!?)を
模索していきましょう。
その際、私のズボラ栽培を参考にして頂くくらいがよろしいかと…
あとでberryさんのところにも寄らせていただきますね♪
投稿情報: shimeji | 2008-11-15 10:27