一昨日(9/28)、しめたんの病理検査の結果が解りました。
検査結果は予想以上に悪いものでした…
専門用語の羅列を意訳するとだいたいこんな感じ。
・腫瘍は悪性のもの(癌)である。
・摘出した左鼠蹊リンパ節にも既に転移しており
リンパ節そのものが癌の転移巣に置き換わっている状態。
・乳腺と鼠蹊リンパ節の腫瘍は完全に切除できているが
遠隔転移がいつ起こってもおかしくない。
動物病院の先生は、比較的小さいうちにシコリに気付いたのに
リンパ節転移までしていたとは… と絶句していました。
でも、今回の乳腺全摘手術に関しては
やって良かったと思っています。
そう遠くない将来、腫瘍が肺に転移するとしても
腫瘍をそのままにしているよりは
転移までの時間を少しでも稼げる可能性があると思います。
放置した腫瘍が大きく腫れ上がって自壊し
膿や血液が流れ出る状態にならずに済む事も
しめたん自身と飼い主であるshimeji&夫のQOL向上に資すると考えます。
今回も腕の確かな院長先生に手術して頂いたので
しめたんの術後の経過も幸い順調で
退院後、グッタリして寝込むという事も無く
甘えたり日向ぼっこしたりしながらご機嫌さんに過ごしてくれています。
エリザベスカラーが外れるまでの間は
ちょっとばかりストレスを感じるだろうと思いますが…
今後について…
現時点で余命何カ月という事は無いものの
そう遠くない将来に肺への遠隔転移が起こる可能性が非常に高いそうです。
少しでもその時が来るのを遅らせる&転移巣の肥大を抑制する為
しめたん自身の免疫力をupさせる努力をしたいと思います。
とは言っても、特別何かをするという訳では無く
とにかくご機嫌さんに日々を過ごしてもらうという事と
免疫力活性効果が認められると獣医さんに薦められた
サプリメントを飲ませてみるくらいで、普段の生活をするつもりです。
クヨクヨしていても仕方ないですし、飼い主の不安は
猫達にけして良い影響を与えないですから…
※ 猫の乳腺腫瘍への対処については、摘出手術の是非も含めて
獣医さんや飼い主さんによって様々な考えや判断があり
どれが正しいという事は無いと思っています。
獣医師と良く相談し、必要があればセカンドオピニオンを受け
飼い主も出来るだけ情報収集や勉強をすべきでしょう。
そして、大切な家族の為にどうするのが一番良いのか
その都度考えるしか無いと思います。
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