★ 「追記」に文章を追加しました。(10月7日)
4日の朝、いつも甘えに来る時とちょっと違うタイミングで膝に乗ってきた小雪。
体を小刻みに震わせて、不安気な顔でshimejiの顔を見上げると
心なしかいつもは綺麗なピンクの耳の色が悪いようにも見え
優しく撫でようとするとなんとなく脚に触られるのを嫌がっているような気も。
その後落ち着いたのですが、お昼頃に足を投げ出して眠っているところを
良く観察してみると、左後ろ足が腫れて赤くなっている模様。
何か気になるとザリザリの舌で禿げて炎症を起こすまで舐め続けてしまう
というやっかいなクセがあり、すでにかなり舐めてしまっている感じ。
即、動物病院に予約の電話を入れて午後に診察してもらう事に。
診察の結果、どこかにぶつけたか挟んだかしたらしく
打撲による多少の腫れと擦過傷があり
やはり自分で舐めて傷を悪化させつつあるとの事でした。
という事で、化膿止めの注射と傷薬を処方され、またもやパラボラ生活に…
怪我そのものは、もし怪我をしたのが自分だったら
まず放置して治癒してまうレベルのものだったのですが
とにかく舐めて悪化させてしまうので病院へ行くのも止む無し…
多少不自由そうにはしているものの、↑2枚目の写真の様に
裏返ってお腹を出して寝たりしているのでパラボラアンテナも慣れたもの!?
ま、我が家に来てまだ4ヶ月で
すでにエリザベスカラー3回目な訳ですが… _| ̄|○
★ 追 記 ★
動物病院からはガーゼに浸した消毒薬(ヨードチンキ?)と軟膏
(「家にオロナインはありますか?」と聞かれたのでそれに類するものと思われる)
を処方されたので、1日1回消毒後に軟膏を塗っていましたが
小雪の様子を見るに、これで良いのか疑問に思う様になりました。
せっかく傷の事を忘れて落ち着いているのに、処置をする事によって
また傷が気になってしまい、とにかく舐めよう舐めようと
何時間でもエリザベスカラー越しにザリザリザリザリやり続けるのです。
しかも体が柔らかい小雪はだんだんコツを掴んでしまった様で
精一杯患部の脚を伸ばして頭を振りかぶるように勢い良く舐める事で
傷の下半分くらいには実際に舌が届く様になってしまいました。
更に悪い事にはそのような状態でエリザベスカラーごと
傷に何度も頭を振り下ろす事により、樹脂製の固いカラーの縁で
舌が届かない傷の上半分をゴリゴリ擦ってしまう結果に…
なんとか気を逸らそうとオモチャを振り回したりしても一瞬でまた舐め始め
それならばと手をかざして傷を舐めないように邪魔をすると
「に゛ゃ~~~!」と不満の声を漏らすので
それはもう素人目に見てももの凄いストレスを感じているであろう事は明らかです。
最新の医療(人間・動物問わず)では
「傷の治療に消毒は百害あって一利なし」と主張される先生も少なく無く
shimejiも色々読んでその根拠に納得し、自身が割れたガラスで指を切った時等も
水道水で洗って乾燥させない様にキズパワーパッドを貼るという方法をとっていました。
にもかかわらず、小雪の傷に何の疑いも無く動物病院で処方された
ヨードチンキとオロナインを塗ってしまった事を後悔しています。
今思えば、せっかく落ち着いていたのに、傷の処置後にあれ程執拗に舐めようとするのは
消毒薬が染みて痛かったからだったのではないでしょうか。
また舐める事による毒性も無視できません。
小雪の例の様にエリザベスカラーを付けても絶対では無いのです。
という訳で、今後小雪の怪我の治療は特に何もしないで
とにかく舐めさせないようにして様子を見るという事にしました。
今回は擦り剥いただけで傷が浅かったのでこの様な判断をしましたが
猫の場合喧嘩して付いた爪や牙の傷だったりすると
表面上は小さな傷でも深くまで達して化膿して腫れたり熱が出たりする事もあるので
良く観察して、場合によってはやはり動物病院で
診察してもらった方が良いと思います。
また、今回小雪を診察して頂いた動物病院の先生は
いつもくろたんの治療でもお世話になっている先生で
飼い主の話を良く聞いて、納得がいくまで詳しく説明もしてくれる
とても信頼している先生です。
ただ外傷の治療に関しては従来型(むしろそちらの方が未だ多数)
の処置を踏襲しているという事なのでしょう。
機会があったら消毒をしない新しい傷の治療法
「湿潤治療」についてもお話してみようと思います。
湿潤治療についてはこちらのサイトが詳しいです。
興味のある方は是非ご一読下さい。(かなり読み応えがありますがw)
小雪ちゃん、またパラボラですか・・・・え~ん、え~ん。
可哀想にゃ。。。
我家のはなぼんも、ここ最近は落ち着きましたが、約2年ほどでパラボラ経験3回ほどあります。
はなぼんの場合は、何か怪我や傷で・・・・というのでなく、ただただ舐めてしまって、はげてしまって、血が出てしまって・・・という繰り返しでした。ストレスが原因だと言われ、ショックでした。
小雪ちゃんは、暴れん坊ちゃんだから、怪我しちゃうのかなぁ?心配ですね。
早く良くなあれ!!
投稿情報: si- | 2009-10-06 16:45
■si-さん
ご心配ありがとうございます
しばらく動物病院のごやっかいになる事は無いと思っていたのに~!
はなぼんもですか…
けっこう舐め続けて自傷してしまう仔は沢山いるみたいですね。
小雪なんてストレスがあるようには見えないんだけどな~~~
まあ、今回は走り回って遊んでいるうちに怪我をしたようですがw
投稿情報: shimeji | 2009-10-07 00:36
湿潤療法、私も小さなキズなら最近はこれです。
会社が契約しているトレーナーさんの指導で、うちの会社ではかなり当たり前な処置になっているんですが、世の中ではまだまだ知られていませんね。
間違った管理をした場合、かなり悪化してしまうこともあるようで・・・なかなかすぐには普及しないようです。
なんたって1969年に発表された治療法なのに日本に来るまでにどれだけかかったのか。。。
小雪ちゃんの癖、こればかりはどうしようも無いですね。
怪我をしないしとやかなレディに育つよう、祈っております~(^^)
投稿情報: shika | 2009-10-11 12:28
■shikaさん
まず、怪我をしたらとりあえずなんでもいいから消毒! みたいな
固定概念がありますからね…
それを覆すのは中々大変なんだろうと思います。
でも湿潤療法の根拠を読めば読むほど
合理的ですんなり理解が出来る気がするんですよね~
ぜひ人間・動物問わず、この治療方法が理解され広まって欲しいと思います。
小雪は本当にお転婆で困ります… _| ̄|○
今日小雪の行動を観察していて気が付いたのですが
おそらく↑の怪我の原因は
クローゼットの棚の上にあるトンネル状の部分を走っていて
棚の裏の隙間に脚を踏み外したのでは無いかと…
お陰様で随分怪我の状態も良くなり
昨日からエリザベスカラーも外しています^^
投稿情報: shimeji | 2009-10-11 17:10