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なかなか可愛い飾りガクでしょ~。↓に開花写真がありますがガリカのウィエ・フラマン(Oeillet Flamand)というピンクと白の縞バラのはずなのにかなり濃いショッキングピンクの花が咲いています。 ┐(´~`)┌
家にある本にはどれにも載っていないので詳細が全然わかりません。もしウィエ・フラマンの詳細がわかる方がいらしたらぜひどんな花なのか教えてくださいませ~
縞バラフェチの私がお答えしましょう(笑)
Oeillet Flamandという名前のついたバラには実は2種類ありまして、 1つはブルボン(1866年 Oger作出)、もう1つはガリカ(1845年)です。 どうもこのブルボンのOeillet Flamandというのは、今では市場に出回ってないっぽいし、 しめじさんとこのOeillet Flamandは見た感じガリカっぽいので、一応除外。
しかし、ガリカのOeillet Flamandというのはつくづく謎なバラなのです。 作出者(というか発見者かな)が誰かと言う点についても論争があり、 (Vibertか、Parmantierか、もしくはVan Houtteらしいんだけども。) おまけに、はたしてどんな色のバラかという点についても 本やカタログによって記述が違います。 Oeillet Flamandの名前の由来は、フランダース産の3色混じりの 縞々カーネーションに酷似していることから来ているので、 歴史上はピンクに白と赤ないし紫が混じって3色の明快な縞の筈なのですが、 白に薄いピンクの縞だとあったり、淡いピンクに濃い目のピンクの縞とあったり、 はたまた単なるピンクのバラだとあったり。
世界で一番流通しているであろうビールス産の苗の場合、白っぽいピンクに マジェンタピンクの縞ということですが、 (とはいえ、写真で見るとただのピンクに見えるバラだったりするんだけど。) ピーター・ビールス自身が、自分がOeillet Flamandという名前で扱っているバラは 本来のOeillet Flamandではないかもしれないと認めているらしく、 今となっては、Oeillet Flamandがどんなバラかよくわからん状態だそうです。
で、この辺の混乱の原因は、似たような名前でOeillet Parfaitという バラ(ガリカ)がありまして、どうやらどこかでOeillet FlamandとOeillet Parfaitとが 取り違えられたのではないかと考えられているみたいです。 では、Oeillet Parfaitがどんな花かというと、これがまた本やカタログによって 違っていて、白に濃い紫の縞だったり、ピンク系の縞だったり、単なるピンクだったり。 ちなみに、私Oeillet Parfaitを「ピンクに紫と白の混じった縞」のバラとして (これは本来Oeillet Flamandの色で、Oeillet Parfaitじゃないんだけどねー) フランスに注文したことがあるんですけど、届いてみたら思いっきり品種違いで ピンクに黄色の混じった花が咲く謎なランブラーだったのだ(笑)
そんなわけで、Oeillet Flamandというのはかなり訳わからないバラなのです。 縞なしで咲いてもある意味正解なのかもしれないし、 まあ、でも縞バラは結構安定してないので、たまたまその年は 縞なしで咲くこともありうるしね、これから縞になるかもしれない!? びっくり箱のようで楽しいかもー。
投稿情報: ばんびーな | 2005-05-23 20:01
■ばんびーなさん■ おおー!めっちゃ詳しい解説をありがとうござりまする♪ そうでした、そうでした、ばんびさんの縞バラフェチったら 大変なものですもの~。 最初からばんびさんに聞けば良かったんだわ~。
それにしても??? 謎が謎を呼ぶ謎だらけのバラなのねん。 どピンクで咲いた我が家のウィエ・フラマンは 来年縞が出たりするのでしょうか~。 フランスから来たこれまた謎のピンク&黄色のランブラーは まだ健在なの~?
投稿情報: shimeji | 2005-05-23 20:28
おフランス産謎ランブラーはすさまじく巨大化して健在よん。 以前、しめじさん達に頂いたオベリスクに ぐるんぐるんぐるんぐるんぐるん・・・巻きでただいま花盛りデス。
花はすっごく可愛いのよ~!! 花径は小さめだけれど、花びらぎっしりでね、 花びらは表側がぴかぴか透明感のある鮮やかめのクリアピンク、でも 弁裏・弁底が上品なクリーム色なので、花の中心にクリーム色の ボタンアイが出来ます。蕾はほんのちょっぴり紅を差したクリーム色。
うなだれがちにふわふわ咲くところも、オールドっぽい花形も とげがないところも、病気知らずで綺麗な明るい照り葉なのも、 枝がしなやかで扱いやすいのも、花付きがいいのも気に入ってるの。 期せずしてうちで一番存在感のあるバラだったりします。
枝葉の感じや伸び方から、フランソワ・ジュランビルかなとも 思うんだけど、でも、なんかお花の色味がちょっと違うんだよねぇ。 いつも「あんた誰?」とつぶやきながら写真取り捲ってます(笑) どなたかご存知ないかしら、こいつの本名・・・。
投稿情報: ばんびーな | 2005-05-24 20:05
■ばんびーなさん■ おおー、特徴を聞けば聞くほど なんとも魅力的なバラじゃあ~りませんか! ぜひお写真を拝見させて下さいまし。 どこかの掲示板に投稿して URLをこちらでお知らせ下さるも良し メールに添付するも良し…
投稿情報: shimeji | 2005-05-24 23:35
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1999年5月、当時の職場近くの路上で弱っているところを保護(推定生後1ヶ月)。我が家のファーストキャットとなりました。本当はもっと甘えたいのに素直になれないツンデレ・クールなしめたんです。
2001年5月、自宅マンション敷地内で保護(推定生後1週間)。シリンジで3時間毎にミルクを与え、排泄をさせて育てました。優しくて甘えん坊、茶トラらしい天真爛漫な男の子です。
2004年11月、外猫ボランティアさんより里親として引き取る(推定1歳半)。FIV陽性で慢性の口内炎を患っていますが、獣医さんと協力して発症しない様に精一杯ケアしています。とっても優しくて甘えん坊。カナリアの様な可愛い声で鳴きます。
★2011.8.18 「急性動脈血栓塞栓症」でお星様に… 今でも大切な家族です★
2009年6月、自宅近くのホームセンター駐車場で保護(推定5ヶ月)。先天性の重度の難聴と思われますが、日常生活にはまったく問題無く毎日元気に走り回っています。真っ白な体に青い瞳でとても美しい猫ですが、女の子とは思えない暴れん坊将軍w
縞バラフェチの私がお答えしましょう(笑)
Oeillet Flamandという名前のついたバラには実は2種類ありまして、
1つはブルボン(1866年 Oger作出)、もう1つはガリカ(1845年)です。
どうもこのブルボンのOeillet Flamandというのは、今では市場に出回ってないっぽいし、
しめじさんとこのOeillet Flamandは見た感じガリカっぽいので、一応除外。
しかし、ガリカのOeillet Flamandというのはつくづく謎なバラなのです。
作出者(というか発見者かな)が誰かと言う点についても論争があり、
(Vibertか、Parmantierか、もしくはVan Houtteらしいんだけども。)
おまけに、はたしてどんな色のバラかという点についても
本やカタログによって記述が違います。
Oeillet Flamandの名前の由来は、フランダース産の3色混じりの
縞々カーネーションに酷似していることから来ているので、
歴史上はピンクに白と赤ないし紫が混じって3色の明快な縞の筈なのですが、
白に薄いピンクの縞だとあったり、淡いピンクに濃い目のピンクの縞とあったり、
はたまた単なるピンクのバラだとあったり。
世界で一番流通しているであろうビールス産の苗の場合、白っぽいピンクに
マジェンタピンクの縞ということですが、
(とはいえ、写真で見るとただのピンクに見えるバラだったりするんだけど。)
ピーター・ビールス自身が、自分がOeillet Flamandという名前で扱っているバラは
本来のOeillet Flamandではないかもしれないと認めているらしく、
今となっては、Oeillet Flamandがどんなバラかよくわからん状態だそうです。
で、この辺の混乱の原因は、似たような名前でOeillet Parfaitという
バラ(ガリカ)がありまして、どうやらどこかでOeillet FlamandとOeillet Parfaitとが
取り違えられたのではないかと考えられているみたいです。
では、Oeillet Parfaitがどんな花かというと、これがまた本やカタログによって
違っていて、白に濃い紫の縞だったり、ピンク系の縞だったり、単なるピンクだったり。
ちなみに、私Oeillet Parfaitを「ピンクに紫と白の混じった縞」のバラとして
(これは本来Oeillet Flamandの色で、Oeillet Parfaitじゃないんだけどねー)
フランスに注文したことがあるんですけど、届いてみたら思いっきり品種違いで
ピンクに黄色の混じった花が咲く謎なランブラーだったのだ(笑)
そんなわけで、Oeillet Flamandというのはかなり訳わからないバラなのです。
縞なしで咲いてもある意味正解なのかもしれないし、
まあ、でも縞バラは結構安定してないので、たまたまその年は
縞なしで咲くこともありうるしね、これから縞になるかもしれない!?
びっくり箱のようで楽しいかもー。
投稿情報: ばんびーな | 2005-05-23 20:01
■ばんびーなさん■
おおー!めっちゃ詳しい解説をありがとうござりまする♪
そうでした、そうでした、ばんびさんの縞バラフェチったら
大変なものですもの~。
最初からばんびさんに聞けば良かったんだわ~。
それにしても??? 謎が謎を呼ぶ謎だらけのバラなのねん。
どピンクで咲いた我が家のウィエ・フラマンは
来年縞が出たりするのでしょうか~。
フランスから来たこれまた謎のピンク&黄色のランブラーは
まだ健在なの~?
投稿情報: shimeji | 2005-05-23 20:28
おフランス産謎ランブラーはすさまじく巨大化して健在よん。
以前、しめじさん達に頂いたオベリスクに
ぐるんぐるんぐるんぐるんぐるん・・・巻きでただいま花盛りデス。
花はすっごく可愛いのよ~!!
花径は小さめだけれど、花びらぎっしりでね、
花びらは表側がぴかぴか透明感のある鮮やかめのクリアピンク、でも
弁裏・弁底が上品なクリーム色なので、花の中心にクリーム色の
ボタンアイが出来ます。蕾はほんのちょっぴり紅を差したクリーム色。
うなだれがちにふわふわ咲くところも、オールドっぽい花形も
とげがないところも、病気知らずで綺麗な明るい照り葉なのも、
枝がしなやかで扱いやすいのも、花付きがいいのも気に入ってるの。
期せずしてうちで一番存在感のあるバラだったりします。
枝葉の感じや伸び方から、フランソワ・ジュランビルかなとも
思うんだけど、でも、なんかお花の色味がちょっと違うんだよねぇ。
いつも「あんた誰?」とつぶやきながら写真取り捲ってます(笑)
どなたかご存知ないかしら、こいつの本名・・・。
投稿情報: ばんびーな | 2005-05-24 20:05
■ばんびーなさん■
おおー、特徴を聞けば聞くほど
なんとも魅力的なバラじゃあ~りませんか!
ぜひお写真を拝見させて下さいまし。
どこかの掲示板に投稿して
URLをこちらでお知らせ下さるも良し
メールに添付するも良し…
投稿情報: shimeji | 2005-05-24 23:35