にゃんともクレキチまっしぐら！

■ ガーデン＆ガーデン

昨日、エフジー武蔵出版の季刊誌「ガーデン＆ガーデン」の取材を受けました。

クレマチスの綺麗な時期にと言う事で
取材依頼のメールを頂いたのは４月の中旬だったのですが
４月末～５月中旬は忙しくてとてもムリ＆
せっかくだからクレマカーテンの綺麗な時にという事で
５月３０日の取材となりました。

ああそれなのにそれなのに～ピンポイントで天気が悪い！

でも実際撮影している時間は一瞬雨があがって
ちょっと明るくなったみたい。
shimejiの普段の行いがいいからかな～♪　　ヾ(- -；)

↑撮影中のカメラマンの方を逆取材！？

取材にいらしたのは
俳優の小木茂光さん風の渋くてステキなカメラマンの男性と
（頂いた名刺にはチーフフォトグラファーとありました）
小柄な編集の女性のお二人。
あんまり狭いので三脚を立てるのにも一苦労ですが
さすがに慣れていらっしゃるようで
数々の撮影器材を駆使しながら
結構な時間を掛けて沢山撮影して下さいました。

撮影途中ファインダーを何度か覗かせてもらいましたが
やっぱりプロ、shimejiが素人用のデジカメで撮る写真とは
月とすっぽん、雲泥の差。（あたりまえ）

上手く表現できませんが、主役の被写体が浮き上がってくるような
美しいだけじゃなくて説得力がある写真なんです。
実際に記事として掲載されるのは来年（！）発売の号
との事なので、かな～り先の話なのですが…。

■ ピークを過ぎました

↑は２枚とも5月２６日に撮影したもの。
２３日にupしたものと比べてクレマチスの密度がさらにup！！
クレマカーテンの一番のピークです。

上の写真はホワイトバランスを「曇り」で撮影
→実際よりも青味が強め
下の写真はホワイトバランスを「日陰」で撮影
→実際よりも赤味が強め
２枚の中間くらいが実際の花の色です。

なかなか色の再現が難しいですが、今日カメラをいじくり回していたら
もっと細かくホワイトバランスを補正出来る事が解りました！
遅い、遅すぎるぅぅぅ～～～～～！！！　　＿|￣|○
来年リベンジしますです、ハイ。　　ヾ(^^;)

激しく脱線してしまいましたが
クレマカーテンの‘　ビクトリア　’は左→右へと順調に咲き進み
３０日現在蔓の先端まで全ての蕾が開きました。
既に下から順に花が散り始め
アーチの左側は寂しくなりつつあります。

２番花の為には８割咲いたら剪定と本には書いてありますが
shimejiには出来ません～！　＿|￣|○
いいんです、年間の返り咲きの回数が減っても。
花瓶に飾るより自然に咲いている姿の方が好きだから。

部屋に飾ると猫に齧られちゃうしね！　　ヾ(- -；)

■ 手遅れ…

‘　カルーレア・ルグジュリアンス　’の写真を撮っていて気が付きました。
なんか、葉っぱに小さい穴がいっぱいあいてる～！？

この状態で発見できれば一網打尽にできるのですが
すでにそこらじゅうに散った後…　ふ･不覚～～～！！！　＿|￣|○

体長２ミリにも満たない孵化したばかりの幼虫を
１匹ずつ捕殺するのは至難の業ですが
とりあえず付近にある穴が確認できる葉っぱ全てを
傷めない程度に葉裏からなでて回ります。

なにせ敵は生まれたばかりの頼りない幼虫ですから
アブラムシ程の手応えも無く潰れてしまいます。

一匹一匹葉裏を探すのではとても間に合いませんが
わさわさ葉っぱを触っていると危険を感じた幼虫達が

糸を出しながらプラ～ンとぶら下がってくるので
そこをすかさず指先でキャッチ！そしてプチッ！！！

気持ち悪いなんて言っていられません～！

■ 今年のクレマカーテン

ついにクレマカーテンも見ごろを迎えました♪

今年は結果としてほとんど　‘　ビクトリア　’　ばかり。
‘　ビオラ　’　も少し混じっていますが
いかんせんまだ株が若いので、花数が少ない！
でも、量的には丁度いいくらいですかね～。

なにせ　‘　ビクトリア　’　が多花性！　
本当はこの中に白系のクレマを混ぜるつもりでしたが
‘　サアロモン　’　→　生育が思わしくないので変更
‘　フルディーン　’　　→　頂花を付けた後、脇芽がひたすら伸び続ける
という事で予定通りに行きませんでした。

でもよく考えたら　‘　フルディーン　’　は上向きに花を付けるので
長いステムの先に横～下向きに花を付ける　‘　ビクトリア　’　と一緒では
きっと中に埋もれて見えなくなっちゃったと思います。
結果オーライという事で…。

側蕾が次々開いていますがそろそろ散り始めた様なので
楽しめるのはあと１週間くらいでしょうか。
閑さえあれば（あんまり無いけど）ベランダに出て
至福の時を過ごしています♥

■ 花と猫

先日upしたみんたんの写真はおちゃめモードでしたので
今日は高貴なブロマイド写真を…　　ヾ(- -；)

■ メアリー・ローズ

いやあ、いい色ですなぁ♥

中大輪系の品種と比べるとかなり小ぶりな花なのですが
グレーがかったニュアンスのある紫とぎっしり詰まった花びらは
なかなかの存在感です。

■ クレマチスと猫と…

しめたん、くろたん、みんたん、まるでブロマイドみたい～♪

■ 開花報告の続き…

‘　篭口　’
パーゴラのてっぺんでやっと頂花が咲きました。
うどん粉病が出たせいか例年に比べて脇芽の成長が遅いように思います。

‘　パープレア・プレナ・エレガンス　’
小さいながらいつも完全八重の花。
白万重の真ん中部分だけを残してくすんだ赤紫に染めたらこんな感じ？
複数の蔓を長く伸ばして、かなり広範囲に蕾が付いています。

‘　ジャックマニー・スパーバ　’
幅広の４弁花で青みの紫が鮮やか。
実際の花は写真程中心の赤紫のラインは目立ちません。
生長初期に蔓を１本折ってしまい
その後折れた蔓からは脇芽が出なかったので
開花に至った蔓は１本だけ…

‘　カルーレア・ルグジュリアンス　’
白い花弁の弁端がグリーンがかり、全体的には
‘　アルバ・ルグジュリアンス　’　とほとんど変わりませんが
うっすらと紫の影がさしています。

‘　メアリー・ローズ　’
やっと開き始めたところです。
‘　P.P.E.　’　より一回り大きくて外側の花弁がはっきりしている感じ。
赤みの少ないグレーがかったニュアンスのある色味で絵になりそう。
蔓は１本しか無いのですが、蕾を付けながら大変な勢いで伸びているので
かなりの花数が期待できそうです。

■ どれがお好み？

‘　テッセン　A　’

‘　テッセン　B　’

‘　テッセン　C　’

‘　A　’　は2005年春に入手した「駿河のクレマチス」のもの
shimejiのファースト　‘　テッセン　’です。
乳白色の花弁に弁化した濃紫のしべがくっきりと目立っています。
現在はガーデンセンターで花を咲かせています。

‘　B　’　は今年の春、自宅用に新たに入手した「及川フラグリーン」のもの
思いの外しべにボリュームがあってゴージャスな感じ。
しべの紫はあまり濃くなく、同じフロリダ系の　‘　ビエネッタ　’の様。
なかなか外側の花弁が白くなってくれません…

‘　C　’　はやっぱり最初のテッセンのようなタイプが欲しいと思って
この春新たに入手した「及川フラグリーン」の開花鉢。
真っ白な外側の花弁に弁化したしべは針状で紫が一番濃いです。

同じナーセリーのものでも違ったタイプの　‘　テッセン　’があるようです。
（複数の親株があるのかもしれませんが…）
やはり生育環境の違いによって花にも差が出てくるのでしょうかね～？

■ ワンシーン

花のアップ写真ばかりではつまらないので
グレイッシュグリーンのニューベランダのラティスやパーゴラに絡む
夢のような　ヾ(- -；)　クレマチスの画像をお楽しみ下さい～♪

‘　シルバームーン　’が終わった後の居室側ラティスは
さながら「紫の壁」となっております。
上半分にはとても多花性で花が下向きに付く　‘　ロマンティカ　’
真ん中から下には　‘　アフロディーテ・エレガフミナ　’
こちらも大変多花性で花は横向きに付きます。
中央付近に見える白っぽい大輪の花は　‘　ユートピア　’
側蕾が次々に咲くのでかなり長期間楽しめます。

朝日を浴びて輝く　‘　キリ・テ・カナワ　’
豪華で気品があって本当に美しいクレマチスです。

220センチあるパーゴラの上で咲く　‘　エリオステモン　’
太い蔓が１本しか伸びなかったのですが
頂花の下３～４節までの節々にどんどん側蕾を付けて
かなりの花数が期待できそうです。

‘　ミケリテ　’　‘　ペルル・ダ・ジュール　’　‘　アラベラ　’　
‘　バーシーカラー　’　などが絡むパーゴラ足部分のラティス

西側ラティスにはフロリダ系ばかり這わせています。
‘　ユートピア　’　が剪定された後を　‘　カシス　’　が埋めています

当初はここまで蔓が伸びないかもと思っていましたが
パーゴラにも自然に蔓が絡まり（もちろん誘引していますが）
なかなかいい感じです♪