久々のくろたん闘病報告 →過去記事はコチラ
ここ数年は、1~2ヶ月に一度のステロイド注射が必要ではあるものの
なんとか綱渡りで3.0㎏前後の体重をキープしてきたくろたんですが
今年に入ってから、少しインターバルが短くなってしまっており
3月10日には既に今年3回目のステロイド注射を受けました。
その後口内炎の痛みも和らいだ様で、良くご飯を食べていたのですが
17日目の昨日、にわかに食欲が無くなり嘔吐を繰り返す様に…
初めは透明の泡状のものを吐いたのですが
これまでもご飯が食べられなくなった時度々見られた症状なので
獣医さんから処方してもらっている吐き気止めの薬を飲ませて
様子を見ることにしました。
ところがその後も嘔吐を繰り返し、黄色い胃液の泡を何度か吐いた後
少量の血液が混じっている薄茶色の粘液を吐くに至り
これはちょっといつもと違うと不安になり病院へ連れていく事に…
血液検査をしたところ、心配していたステロイドの副作用による
肝臓や腎臓へのダメージ所見は見とめられませんでしたが
度重なる嘔吐による消耗と軽度の脱水状態にあり
体内の電解質のバランスが崩れて全身状態に影響する可能性がある為
吐き気止めの注射の他にリンゲル液の点滴を受け
消化器系からの出血を抑える為、粘膜保護剤を経口投与してもらいました。
獣医さんからは「これで症状が落ち着けば良いのですが
もしまだ嘔吐が続くようであれば、明日の午前中にもう一度
点滴をしに来て下さい」と言われましたが
幸い帰宅後は一度も吐く事無く、ドライフードも食べ始めました。
くろたんは口内炎が悪化してご飯が食べられなくなり
ステロイド注射を受けたりする時も「そんなに早く効くものなのか…!?」と
ビックリする程帰宅後すぐにご飯を食べ始めたりします。
今回も、あんなに何度も吐いてとても状態が悪そうだったのに
病院から帰って程無くしてカリカリを食べたり
落ち着いた様子を見せてくれて本当に助かりました。
医学用語でプラシーボ効果というものがあります。
簡単に言うと「これは効くぞ」と信じて薬を飲めば
実際は具体的な薬効の無いビタミン剤等であっても
症状が改善されたりする事があるというものです。
「病は気から」とも言いますが、もしかするとくろたんは
病院に行けば体調が改善されるという事を理解しているのでは…?
もちろん実際に投薬治療を受けている訳ですが
とても具合が悪そうだったのが、自宅に帰るなりご飯を食べ始めるのは
そんなプラシーボ効果も寄与しているのではと思ってしまいます。
なにはともあれ大事に至らなくて良かったです^^
コメント