2009年の春、開花鉢で購入した「阿吹」
大輪ピンクの上品な花が美しくお気に入りの品種となりましたが
購入時の美しさには遠く及ばず、今年の花後は猛暑の影響もあってか
明らかに調子を落としてしまっていました。
ミニオベリスク仕立ての鉢もボチボチ枯葉の整理や蔓下げを始めましたが
阿吹は全体に蔓も細く、枯れてしまっている蔓が多かったので
これは一度根を確認した方が良いと思い鉢から抜いてみました。
鉢の中を確認すると、黒く腐ってしまった根が多く
辛うじて株元に小さな芽を発見したもののかなり状態が悪かったので
腐った黒い根を取り除いて小さい鉢に植え替えようと思い
丁寧に土を落としていったところ…
↑の写真の様に、腐ってほとんど分解してしまっているものも含めると
8株の苗が確認できました… _| ̄|○
もし、分解の過程でバラバラになってしまったものがあったとしても
少なくとも5株は寄せ植えになっていたのでは無いでしょうか。
購入した年の花後に植え替えをした時、枝数の多さに驚き
「やはりプロが育てたものは違う」と感心した事を覚えています。
が、思えばあの時既に「数株寄せて植えられているのでは?」と
クレマブログのお友達から疑問を投げかけられていたのでした…
まだ根が回っていなかったし成長中の根を傷めたく無かったので
植え替え時は土を落として確認はしませんでしたが
沢山の太い蔓が鉢の中心部からまとまって伸びていたので
しっかり育った一株のクレマチスであると
その時shimejiは信じて疑わなかったのでした。
図らずも今回多くの苗が寄せ植えされていた事が露見した訳ですが
寄せ植えなのではと指摘してくれた友人に
「あなたが正しかった!!」と声を大にして言いたいです… ヾ(^^;)
取り合えず、比較的生きた根が残っていてヒョロヒョロながらも
新芽が確認できる右下の株だけ小さい鉢に植え直しましたが
はてさてどうなる事やら…
コメント